新生活
今日は大分に来て最初の日。
これからの生活のあり方が決まってもおかしくない今日という日をどう過ごしたか。
見事に一歩も家から出なかった。
朝ご飯を食べ、テレビを見、コンビニバイトを短期はないと断られ、荷物の片付け、洗濯物、昼ごはんを作り、テレビを見、洗濯物をたたみ、夜ご飯を作ったら一日が終わった。
決して世間がクリなんとかで騒いでるからとか、知らない土地が怖いとか、決してそんなことはない。
これでも、とても充実していたのだ。
探偵ナイトスクープを4回分続けてみると、依頼主に感情移入して、局長並みに涙が出そうになくらいに、充実していた。
決して、世間でいう、イヌ?イム?なんかわからないけども、そういうものがあるからとか、決してそんなわけではない。
そう、決して違うのだ。
ところで、引越しをきっかけに昔の本などを読み返している。
今は、一番大好きな森見登美彦氏の「恋文の技術」。
彼の作品が気になったきっかけは、「現代版走れメロス」の帯に
メロスは激怒したーー
「ごめん、帰らないかも・・・」
みたいな一文を見たことだったと思う。一気に引き込まれた。
また、彼は京都を舞台に小説を書いており、高校時代よく遊んだ町で、登場人物がわちゃわちゃするのが、楽しい。
その中で、この「恋文の技術」は、主人公が友人達へ出した手紙で構成されている書簡小説であり、会話や具体的な場面描写はない。
なのに、とてもオモチロイ。
そう、そういえば。
森見登美彦氏のブログ
「この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ」はこちら。
明日が何の日かなんて知らない。
森見世界に浸って、いざ、空想の世界へ。